東北の地を「水素エンジン」が初疾走―。トヨタ自動車は9―10日に宮城県村田町で開かれた「スーパー耐久レース第3戦」に、スポーツ車「GRカローラ」をベースとした水素エンジン車で出場した。会場には現地車両生産子会社のトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)から、社員約300人が応援に駆けつけ地元を盛り上げた。

トヨタ東日本は東日本大震災をきっかけに「トヨタ第3の製造拠点」として設立され、今年10周年を迎えた。宮城県の担当者は「自動車は県内総生産への寄与度が大きい」と、地元に根ざした活動と経済復興への効果を感謝する。同時に「水素活用は産業波及効果も高く支援を強化している。取り組みが進むのは非常に重要だ」と、期待を寄せる。

レースではトヨタの豊田章男社長もハンドルを握り、3時間の周回数を競った。