大阪ガスと丸紅は、水素と二酸化炭素(CO2)から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術「メタネーション」を利用したペルーでの事業性の調査・検討を始めた。ペルーの液化天然ガス(LNG)事業者のペルーLNGの基地(ペルー南部のイカ県)を活用。再生可能エネルギー由来の水素とCO2からメタンを合成し、液化した合成メタンを日本など海外に輸出することを想定する。

丸紅が事業全体の企画や立案を行い、大ガスはメタネーション技術の検討などを担う。調査期間は2023年3月まで。良好な調査結果が得られれば同年4月以降、LNG基地への合成メタンの製造装置の設置などを含めた詳細を検討する。 

再生エネ由来の水素とCO2を材料にメタンを作るメタネーションは都市ガスの脱炭素化につながるが、商用化には安価な再生エネが必要になる。大ガスはメタネーションを実施するため海外での候補地を探索していた。国内で使う電力の約半分を水力が担うペルーの再生エネの可能性に注目し、調査・検討を決めた。大ガスが海外でのメタネーション事業を調査・検討するのは今回で7件目。