ACSLは、国産飛行ロボット(ドローン)の新機種「PF2―AE」の受注を8月に開始する。顧客の需要が多い物流、インフラ点検、災害・警備の3業務に用途を絞り、それぞれのニーズに合わせた機能を付加した。価格は非公表だが、数百万円程度とみられる。

機体の用途を絞って量産することで、顧客ごとにカスタマイズ(個別対応)していた従来機種よりコストダウンを図る。従来機種は年70―80台程度の販売だったが、新機種は2倍の同150台規模を目指す考えだ。

物流向け機体は「PF2―AEデリバリー」、インフラ点検用は「同インスペクション=写真」、災害・警備用は「同ディザスターリリーフ/パトロール」の商品名で展開する。

物流向けの可搬重量は1・5キログラム。2台の送信機により、離陸・着陸地点での安全な監視が可能。LTE通信を用いた映像とテレメトリー伝送により、見通しの悪い場所でも目視外飛行ができる。

インフラ点検用は、ズーム機能搭載可視カメラや赤外線カメラなど4種類のカメラを搭載可能で、顧客の用途に応じて付け替えられる。