日本郵船は9日、東京湾内で運航する液化天然ガス(LNG)燃料のタグボート「魁(さきがけ)」をアンモニア燃料仕様に改造し、2024年度に竣工すると発表した。アンモニアは燃焼しても二酸化炭素(CO2)を発生しないため、湾内での排出抑制につながる。23年度中に改良工事を実施し、24年度に横浜港で実証運航をする。

タグボートの工事改良契約を子会社である京浜ドック(横浜市神奈川区)と締結した。アンモニアを燃料にする改造を実施するにあたり、日本海事協会から7月に基本設計承認を取得した。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援事業「グリーンイノベーション基金」で公募採択された「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」の一環で、IHI原動機(東京都千代田区)と研究開発を進めている。