独ボッシュは10日(現地時間9日)、2025年までに100億ユーロ(1兆4600億円)をデジタル化やネットワーク化に投資すると発表した。米IBMとの量子コンピューティングでの協業をはじめ、モビリティー、製造業をデジタル化する「インダストリー4・0(第4次産業革命)」領域などの技術開発や人材育成・トレーニングに充てる。

IBMとは量子コンピューティングで希少鉱物の代替品を見つける取り組みで提携する。IBMが手がける量子コンピューティングによる素材シミュレーションを活用。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の駆動装置(パワートレーン)に使用するレアメタル(希少金属)、レアアース(希土類)の代替物質を10年以内に発見することを目指す。

ボッシュは量子コンピューティングと量子センサー技術で約30人の研究者を抱える。IBMとの協業により、共有型の「IBMクラウド」で20台以上の量子コンピューターを利用できるようになるという。


【関連記事】 デンソーも注目、岐阜の「改革マスター」とは?