東北電力は、能代火力発電所(秋田県能代市)に初入港した「ウインドチャレンジャー」(硬翼帆式風力推進装置)を搭載した石炭輸送船「松風丸(しょうふうまる)」を報道陣に公開した(写真)。東北電の専用船として10月に完成した松風丸は、第一航海として、豪州から石炭を積み、同発電所に入港した。

松風丸の全長は約235メートル。伸縮可能な帆となるウインドチャレンジャーの高さは最大で約53メートル(4段式)。開発は商船三井と大島造船所(長崎県西海市)が中心となって取り組んだ。運航は船主の商船三井が担う。

ウインドチャレンジャー導入による温室効果ガス(GHG)削減効果は、従来の同型船と比べ、日本―豪州航路で約5%、日本―北米西岸航路で約8%を見込んでいる。