トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」のスポーツ多目的車(SUV)「RX」を7年ぶりに全面改良して発売した。半導体など部品不足への対応策として、発売当初は人気のグレードに絞って販売するほか、一部グレードのハイブリッド車(HV)は他のレクサス車種の生産を優先するため、市場や生産状況を見て投入時期を決める。

消費税込みの価格は664万―900万円。国内で月間700台、グローバルで同1万6200台の販売を目指す。一般販売のほか、500台限定でレクサスを所有したことがない新規顧客を対象に12月22日まで抽選販売を実施する。また、一般販売でも販売店にオーダー上限数を設けた。販売店によっては抽選販売になる可能性もあるという。

新型RXは、車体を高剛性化し重心を下げるなど、操作性を向上した。電気自動車(EV)向けに開発した4輪駆動システムで走行性能を高めたほか、レクサスで2車種目となるプラグインハイブリッド(PHV)モデル「RX450h+=写真」を導入した。

RXはレクサスで販売台数が最も多く、約3割を占める。今回の全面改良で5代目となる。

RX350“F SPORT”(ヒートブルーコントラストレイヤリング)
RX500h“F SPORT Performance”(ソニックイリジウム)

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