東洋紡は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時に検出できるキットを発売した。医療機関や検査施設向け。リアルタイムPCR装置を用いて、鼻咽頭拭い液など生体試料から、新型コロナウイルスのリボ核酸(RNA)と、A型とB型インフルエンザウイルスのRNAを同時に検出できる。両ウイルスを臨床症状で鑑別するのは難しいため、同キットで診断を補助し、医療従事者の作業省力化につなげる。 11月8日付で厚生労働省から製造販売承認を取得した。RNAの精製をせずに、最短約75分で検体の調製から検出までを完了できる。新製品は、同社の全自動遺伝子解析装置「ジーンキューブ」には対応していない。