日産自動車と三菱自動車が国内で一部の車種を値上げする。日産は5月から小型車「ノート」の消費税込みの価格を現状と比べ1・6―1・7%引き上げる。原材料費や物流費高騰などの影響を反映する。三菱自は小型スポーツ多目的車(SUV)「RVR」を一部改良し、価格を従来比3・2―7・6%引き上げた。

ノートは二つのグレードで現行価格と比べそれぞれ3万8500円引き上げる。同じシリーズの「ノート オーラ」も同様の理由で5月から消費税込みの価格を現行比1・5―1・7%値上げ。四つのグレードでそれぞれ4万5100円引き上げる。ノートシリーズは2022年秋にも一部仕様の向上に合わせて値上げしていた。

RVRでは全3グレードで価格を見直した。値上げ幅は8万8000―16万2800円。一部改良では、後側方車両検知警報システムなどを標準グレード「M」にも標準装備し、安全装備の充実を図った。価格改定では装備の見直し以外に、資材費の高騰や原油高に伴う輸送費の増加といったコスト上昇分も反映したとみられる。


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