テラモーターズ(東京都港区、上田晃裕社長)は26日、東京都内で電気自動車(EV)充電用の超急速充電器の無償設置を始めると発表した。充電器出力は150キロワット。6分で100キロメートルを走行可能な電力を充電できる。普及促進のため充電器を設置するマンションや商業施設には設備や工事、メンテナンス費用などの負担を不要とし、電気代はEVユーザーに充電量に応じ課金する。1年半―2年間で1000カ所の設置を目指す。

同充電器の設置は本体と工事費で1台1500万―2500万円、さらにメンテナンス費用が必要になる。テラモーターズは1000カ所の充電器設置で100億円を超える投資が必要になる見通しのため、株式発行による資金調達や、国や行政の補助金を利用して投資資金をまかなう計画だ。東京都内のガソリンスタンド数と同等の1000カ所に急速充電器を設置することでEVの普及が進み、従量課金による収入を増やせると見込む。

EVと充電インフラの普及が進まない要因とされる、充電速度の遅さ、充電時間による課金制度などを克服し、導入施設側の初期費用とランニングコストを不要とすることで、導入が進みにくかったマンションなどの設置を増やす。


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