ダイハツ工業の1月新車販売台数(登録車を含む)は2万243台で前年同月比62・6%減と、3分の1近くに減少したことが1日分かった。ダイハツは認証不正で2023年12月20日から全車種出荷停止を続けており、かつてない規模に落ち込んだ。12日から商用車2車種の生産を再開するが、それに続くのは軽自動車10車種で早くても19日。信頼回復には時間を要し顧客離れも起きているため、2月以降も大幅な減少が避けられない。

ダイハツの1月新車販売台数(登録車)は日本自動車販売協会連合会の調べで897台となり、前年同月比69・5%減。同軽自動車販売台数は全国軽自動車協会連合会のまとめによると、1万9346台で同62・2%減だった。軽自動車の1月シェアも16・4%とスズキの38・8%、ホンダの20・8%に次ぐ3位に後退した。

ダイハツは国土交通省が安全性を確認し出荷停止を解除した商用車から生産再開にこぎ着けたが、主力量販車の軽は多くが解除されていない。本格的な再開は3月以降となる見通し。安全性や販売中断からキャンセルも約10%生じている。

顧客への時間をかけた丁寧な説明とともに早期の生産回復も求められる難局が続きそうだ。