ホンダは、2024年3月期連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益を11月公表比500億円増の1兆2500億円(前期比60・1%増)、当期利益は同300億円増の9600億円(同47・4%増)とした。アジア市場の低迷や品質関連費用などのマイナス要因を、他地域の販売台数増と販売構成の改善、価格改定、為替円安の効果が上回る。4輪車の世界販売台数の見通しは前期比11・2%増の410万台を据え置いた。

24年3月期の4輪車事業はタイやインドネシアで販売台数が減る一方、北米の販売が同35・6%増と堅調に推移し、日本も生産回復に伴い販売が増える見通し。中国の販売は23年4―12月期で前年同期比0・5%減で、10―12月期に限れば同24・8%増と回復傾向にある。

2輪車事業はベトナムの景気減速などで減少する販売台数を、欧州、北米、その他地域の増加が補い、全体では前年並みの1880万台となる見通し。

23年4―12月期連結決算は売上高が同19・8%増の14兆9994億円、営業利益が同46・7%増の1兆763億円でいずれも過去最高だった。4輪事業の世界販売台数は同13・6%増の311万4000台。北米を中心とする販売増が大幅な増益に寄与した。


【関連記事】 ホンダが新しいクルマ作りで必ず頼りにする機械メーカー