日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した2023年度の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」が3年連続で首位をキープした。前年度比6・7%増の21万8478台で唯一20万台を超えた。前年度に4位だったダイハツ工業の軽「タント」は微増で5位となったが、認証不正による出荷停止が影響し、24年3月単月では前年同月比93・6%減の982台にとどまった。

23年度全体2位のトヨタ自動車の小型車「ヤリス」は、登録車では4年連続の首位。同「カローラ」は23年10月の小型スポーツ多目的車(SUV)「カローラクロス」の改良や、同1月に「GRカローラ」を投入したことなどで全体3位に入った。トヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」も前年度比2・6倍と躍進し、前年度の全体29位から同7位と順位を大きく上げた。23年度は7車種が10万台を超えた。

軽自動車では前年度に全体6位だったスズキの「スペーシア」が同20・5%増で4位に入った。前年度全体15位だった同社の「ハスラー」も同29・7%増で9位に順位を上げた。

3月単月のランキングでもN―BOXが8カ月連続の首位となった。2位以下はカローラ、スペーシア、ヤリスが続いた。ダイハツ車は2月に続いて上位30位圏外となったが、今後は国土交通省の処分解除による出荷再開の影響が注目される。


【関連記事】 ホンダが新しいクルマ作りで必ず頼りにする機械メーカー