NTTデータは12日、テラスカイと資本業務提携すると発表した。テラスカイの発行済み株式数の20・12%を取得する予定で、同社はNTTデータの持分法適用会社となる見込み。両社がそれぞれ手がけるセールスフォース事業全てで業務提携し、同事業を含むCX(顧客体験価値)領域で3年後に売上高500億円を目指す。

NTTデータはテラスカイの発行済み株式数の15・97%を約30億―40億円で取得した後、テラスカイから新株予約権の割り当てを受けることにより株式の保有比率を20・12%まで高める。新株予約権の割り当てはテラスカイが2025年2月期から27年2月期のいずれかの決算期で連結営業利益が25億円を超過した場合にのみ行う。

セールスフォースはクラウドベースの顧客情報管理(CRM)ソフトウエア。今回の提携により、NTTデータとテラスカイを合わせたセールスフォースの認定資格数で4670と国内1位の企業になる。

同日、都内で共同記者会見を開いた。NTTデータの冨安寛取締役常務執行役員は「CX変革はセールスフォースのCRM(顧客情報管理)ソリューションを使うのが業界標準となってきている。強化しないとどの地域でも勝てない」と狙いを話した。テラスカイの佐藤秀哉社長は「NTTデータの厚い顧客層に当社の技術力が役立てるのではないか」とした。