東京エレクトロンは6日、製造子会社である東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)の本社工場(同)に製造棟を新設すると発表した。投資額は約1040億円。6月に着工し、2027年夏に完成予定。エッチング装置などの製造を手がける。半導体市場は人工知能(AI)向けを中心に成長が続くとみて、新棟建設を決めた。

新棟は鉄骨造・全免震構造で、地上5階建て。延べ床面積は約8万8600平方メートル。

新棟では効率化を目指す。物流機能の自動化や製造工程の機械化を進め、現行比で労働生産性を4倍、スペース効率を2倍にする。

東京エレクトロン宮城はエッチング装置の製造を担う主力拠点。今春には開発拠点が完成する。

東京エレクトロンは拡大する市場を取り込むため投資を積極化している。25年は岩手県と熊本県でも新拠点が完成予定だ。


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