オリックスと大阪メトロはそれぞれ、2025年大阪・関西万博でデモンストレーション飛行する空飛ぶクルマ向けの離発着場(バーティポート)を完成した。オリックスは万博会場内に、国内で初めて二つの駐機場を備えた「EXPO Vertiport=写真」を設けた。大阪メトロは会場外の大阪市港区に「大阪港バーディポート」を開設、スカイドライブ(愛知県豊田市)が使う。

オリックスのポートの電力インフラは関西電力が整備した。電池冷却装置も備え、空飛ぶクルマの地上での待機時間を短縮する。万博閉幕後は閉鎖するが、オリックスは関西や瀬戸内地域を中心に20程度のポートを設けて事業化する方針。大阪メトロのポートはモックアップへの搭乗体験が可能。「空飛ぶクルマになじんでもらい、イベントでにぎわいを起こす」(河井英明社長)と話す。

大阪メトロは26年度末まで運営し、スカイドライブ以外の運航事業者も含め実証実験などに用いる計画。スカイドライブは28年以降の商用運航を目指す。


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