住友ベークライトは水素製造装置用アニオン交換膜(AEM)の量産体制の確立に向けて、プロジェクトチームを発足した。2027年度までに生産条件の確立、30年度までに量産化することを見込む。年間1000億円の売り上げを目指す。AEMの膜材には、同社グループの米Promerus,LLC(オハイオ州)が開発した独自素材のポリノルボルネン(PNB)を使用。イオン伝導性や安定性、耐久性が高く、PFASフリーに対応する。コストが低く、高い水素発生効率を持つAEMを用いた水電解装置が注目されており、今回の発足に至った。新規顧客の開拓も進める狙いだ。