英大手調査会社IHSマークイットは25日、中小型フラットパネルディスプレー市場において、2019年に有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)の出荷規模が液晶を上回ると発表した。出荷額は有機ELが16年比2・4倍の344億ドル、液晶が同6・8%減の275億ドルと予測する。フレキシブルパネルの採用拡大と、画面の大型化が市場成長をけん引する見通しだ。日本法人のIHSグローバル(東京都中央区)が公表した。

 17年の出荷額は有機ELが216億ドル、液晶が357億ドルの見通し。19年に市場規模が逆転し、24年には液晶の出荷額が234億ドルまで縮小するのに対し、有機ELは415億ドルまで成長するとの長期予測も示した。

 有機ELパネルは米アップルが、年内に発売予定の「iPhone(アイフォーン)」の新製品に採用するとされる。早瀬宏シニアディレクターは「アップルの結果が、有機EL市場の先行きに大きく影響しそうだ」と指摘する。

【ファシリテーターのコメント】
アップルがサムスンに有機ELを大量発注したという報道もある。アップル向けにサムスンは新工場をつくる計画も。サムスンの独走は続くか。いよいよジャパンディスプレイをどうするか、もう時間はない。
明 豊