シャープは海外事業の拡大に伴い、欧米の家電見本市への出展を再開する。欧州は独ベルリンで9月に開かれる家電見本市「IFA」に5年ぶりに出展する。欧州市場で再び拡大を狙うテレビやスマートフォンを展示する。スマホは2011年に欧州から撤退していたが、17年2月に子会社化したスロバキアのUMCと事業の再開を検討している。

 米国では18年1月に米ラスベガスで開催される「CES」に、3年ぶりに出展する。超高精細の「8K」ディスプレーやIoT(モノのインターネット)関連の製品・技術を出展する見通し。

 ただ、北米ではテレビ事業の買い戻しをめぐって中国の家電大手ハイセンスと係争中。現時点でシャープブランドのテレビ製品を展示できる状況にないため、シャープ以外のサブブランドで出展する可能性がある。

【ファシリテーターのコメント】
鴻海傘下前はグローバルでの営業力、マーケティング力に欠けていたシャープ。鴻海とともにその「実」の部分の力を付けていくのは一朝一夕にはできない。
明 豊