立命館大学は米カリフォルニア大学デービス校(UCD)と開発した4週間のオンライン留学を始める。国連の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、議論のための英会話を含む2科目と、UCDの学生活動「模擬国連チーム」との交流をウェブで行う。渡航型留学ができない中で、参加のハードルを従来より下げた新企画だ。日本の日常生活での気づきが生かせ、終了後も日米両学生の交流が進むと期待する。

このプログラムは2月5日から4週間で、学術分野におけるコミュニケーション言語と、SDGsの地域研究の2科目。立命館大の学生がウェブで日本から、午前中に2コマを受講し全体で計4単位を得る。UCDの教員らの特別講義で、UCDの学生がティーチングアシスタント(TA)で加わる。

SDGsの中の4ゴールとして高齢化社会、男女格差、カーボンニュートラル、レジ袋有料化などを取り上げる。週1回、UCDの学生約70人が参加する模擬国連チームと、議論をして発表する交流を行う。参加は全16学部からの学部生と、付属の高校生4人で計84人。参加費は約15万円で、学部生は2万円の奨学金がある。

米国では新型コロナウイルス感染症対応で、録画教材などを使ったオンデマンド型(米国での呼び名はオンライン教育)が中心だ。リアルタイム型(同じくリモート教育)での国際プログラムはUCDでも新しい。これまで立命館大からUCDへの半年の留学の他、研究論文要旨の英語ライティングなどで協力していた。