近鉄グループホールディングス(HD)は台湾鉄路管理局と友好協定を締結した。鉄道事業など幅広い分野で連携する。相互に観光交流人口の拡大ならびに両社沿線の活性化を図る。駅などで広告スペースの相互利用や、ホームページや会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信、沿線の魅力を紹介するツアーを計画する。不動産やレジャーなどの事業分野でも連携する。
日刊工業新聞2017年07月11日

東武も
 東武鉄道は台湾の国有鉄道である台湾鉄路管理局と友好鉄道協定を結んだ。両者は2016年12月18日まで、東武鉄道か台湾鉄路の一方の乗車券を持つ顧客に、もう一方の乗車券をプレゼントする「相互乗車券交流サービス」を実施する。両社は協定締結を記念して東武スカイツリーライン浅草駅(東京都台東区)で、共通デザインの記念エンブレムを掲出した特急列車の出発式を行った。

 東武鉄道の今度祥一営業部スカイツリーライン営業支社長は「東武沿線から台湾へ行くいい機会になればいい。台湾と日本の友好関係のさらなる発展へつながってほしい」と述べた。

 台湾鉄路管理局の周永暉局長は「今回の友好鉄道協定を機に、一層の交流を深めることを期待する」とメッセージを寄せた。
日刊工業新聞2015年12月21日

西武も
 西武ホールディングス(HD)は包括的事業連携に関する友好協定を締結した台湾鉄路管理局と、災害時の協力や相互で観光プロモーションなどを展開する。西武HDと台湾鉄路は14日に協定に調印。子会社の西武鉄道は台湾鉄路と姉妹鉄道協定を結んだ。これを受け、災害発生時に物的、人的な支援を実施することで合意したほか、両社の駅や代表的な観光地で相互に誘客を図るためのプロモーションを展開する。

また、7月にも西武鉄道の社員を台湾へ派遣し、営業活動を強化する。西武HDでは、台湾から日本を訪れる旅行者が年々拡大していることから、台湾鉄路との取り組みを通じ、訪日外国人の取り込みなどにつなげる。
日刊工業新聞2015年3月18日

山陽も
 山陽電気鉄道は台湾の「台湾鉄路管理局」と姉妹鉄道協定を結んだ。ツアーの企画など観光誘客で連携する。今年1月に電車に忘れ物をした台湾人観光客が山電の丁寧な対応に感激し、帰国後に台北駐大阪経済文化弁事処(大阪市西区)を通じて謝意を伝えようとしたのがきっかけ。交流が進む中で山電の亀山駅(兵庫県姫路市)と同名の駅が台湾北東部を走る宣蘭線にあることが分かり、協定に発展した。山電が鉄道会社と姉妹提携するのは国内外問わず初めて。
日刊工業新聞2014年12月25日



【ファシリテーターのコメント】
日本と台湾には同じ鉄道の駅名が複数あるなど、共通点が多いとのこと。外国人観光客が私鉄を乗りこなすのはハードルが高そうですが、私鉄の沿線にはいい観光地もたくさんあるので、こういう取り組みを通じて、穴場を知ってもらう機会になればと思います。
高屋 優理