ダイショク(千葉市緑区、菊地晃社長、043・308・8891)は、食後ににおいがほぼなくなるニンニクの販売を本格化する。8月中にインターネット経由で販売を始める。さらに千葉県の地域密着型スーパーチェーンでも販売する計画だ。2017年3月期に同ニンニクの売り上げは数百万円だったが、21年3月期に1億円を目指す。

 現在、ダイショクは同ニンニクを首都圏でスーパーを展開する企業に販売を委託し、約100店舗で販売している。今後、インターネットサイトや地域密着型スーパーに続き、食材や加工食品、サプリメントの原料としても販売し、販路を拡大する計画だ。

 米ぬかに含まれるフィチン酸と、もみ殻や竹に含まれる活性ケイ酸ゾルなどの混合液に、ニンニクを60時間漬け込むことで、食べる際のおいしさの成分をそのままにし、食後に体内でにおいが発生する合成ができないようにする。

 これにより、食後1―2時間後ににおいがほぼなくなること可能にした。ニンニクは栽培に定評がある農家に委託している。菊地社長は「まずはスーパーで小売りし、実際に食べて体感しもらい、1人でも多くのユーザーをつかみ取りたい」としている。

 同社は自動販売機用飲料の販売が主力事業で、17年3月期の売上高は17億円で、18年3月期は17億5000万円を見込む。将来はニンニク事業を経営の柱に育成する考えだ。

(千葉)

【ファシリテーターのコメント】
ニンニクの独特なにおいは食欲をそそりますが、食後は厄介な存在…。これならいいとこ取りできそうです。
昆 梓紗