フランスの自動車メーカー、ルノーのスナール新会長が、今週後半に日本を訪れることが分かりました。日産自動車側と協議をするためとみられ、両社の提携関係の将来について踏み込んだ話し合いが行われるかが焦点になります。

ルノーの先月の取締役会で、カルロス・ゴーン前会長の後任に選ばれたスナール新会長は、日産との提携に関する窓口役を務めていて、先月31日からオランダ・アムステルダムで開かれた三菱自動車工業を含む3社の定例会議で西川社長と会談しています。

こうした中、スナール会長が今週後半に日本を訪れることが分かり、目的は日産自動車側と協議をするためとみられます。

日産がことし4月に開く臨時の株主総会では、スナール会長を日産の新しい取締役に選任する議案が諮られる予定です。このため今回のスナール会長の訪問は、株主総会に先立ち、日産の取締役らと直接顔を合わせたり、日産で新しい経営体制についてどのような議論が進められているかを確認したりするねらいがあるものとみられます。

両社の関係では、ルノー側が日産の経営トップクラスのポストを求めるなど、筆頭株主のフランス政府も加わって主導権をめぐる駆け引きが活発になっていて、スナール会長と日産側との間で、提携関係の将来について踏み込んだ話し合いが行われるかが焦点になります。