10日、奈良県五條市の吉野川で流されて行方がわからなくなっていた大阪の男子高校生が、12日朝、およそ1キロ下流で遺体で見つかりました。

遺体で見つかったのは、大阪 柏原市の高校3年生、武藤拓弥さん(17)です。

武藤さんは、10日の夕方、友人5人と遊びに来ていた奈良県五條市滝町の吉野川で流され、行方がわからなくなりました。警察や消防などが現場や下流を中心に捜索していたところ12日午前8時すぎ、およそ1キロ下流で男性の遺体が見つかり、武藤さんと確認されました。

武藤さんが流された現場付近は、川が大きく蛇行し岩場が続く「芝崎の奇岩」と呼ばれる観光名所で、夏にはラフティングやバーベキューなどを楽しむ人が多く訪れますが、地元では危険もある場所として知られ、これまでにも水難事故が起きているということです。

また、10日の吉野川は、今月7日に近畿地方を通過した台風5号の影響で増水し流れが速かったということで、警察は武藤さんが溺れたと見て調べています。