東京都内を1匹で動き回るサルが相次いで目撃されていますが、8日は、さらに都心に移動し、港区六本木にあるスペイン大使館や、紅葉を楽しむ人たちでにぎわう新宿御苑に姿をあらわし、警察などが捜索に当たりました。

サルの目撃情報は、8日も朝早くから相次いで寄せられ、午前7時すぎには、東京タワーにほど近い港区三田の小学校の近くでサルが通学路を歩いているのを保護者が見つけました。

そして午前8時すぎには、港区六本木にあるスペイン大使館の警備員から「屋根の上にサルがいる」と通報があり、警察官や区の職員が敷地内を捜索しました。


サルは、その後も都心を北に向かって移動を続けたと見られ、午前11時すぎには、スペイン大使館から北西に3キロ離れた新宿御苑で新たに目撃情報が寄せられました。

新宿御苑は、ちょうど今が紅葉の見ごろを迎えていて、午後1時ごろにも、訪れていた人が敷地内の西側の森の中でサルを目撃したということです。

警察や園の職員が捜索を続けていますが、これまでに発見には至っていないということです。警察などは、サルを見つけてもむやみに近づかないように注意を呼びかけています。
【スウェーデン大使館「まさかサルが大使館に」】サルが目撃された東京・六本木のスペイン大使館の向かいにあるスウェーデン大使館の職員のヨハンソン弘美さんは、「警察が大勢集まっていてサルがいることを聞きました。まさか大使館にサルが入ってくるとは思わずびっくりしました」と話していました。
【新宿御苑を訪れた人「サルは初めて」】サルが目撃された東京の新宿御苑を毎日訪れているという80歳の男性は、「新宿御苑でタヌキを見たことはありますが、サルが出たのは初めてです。おっかないので早く捕まってほしいです」と話していました。

また、園内でサルを目撃したという新宿御苑清掃班の斎藤貴之さんは、「利用者から連絡を受けてサルを探しにいったところ、見つからず、戻ろうと思ったら目の前をサルが歩いていきました。おとなのサルぐらいの大きさでした。襲われなくてほっとしています」と話していました。
【千駄ヶ谷駅で目撃されたサル】8日午前11時前にJRの千駄ヶ谷駅のホームからサルの映像を撮影した男性によりますと、サルはJRの線路と新宿御苑の間の柵をゆっくりと歩いていたということです。

サルが現れると、ホームでは利用客が写真を撮るなど騒ぎになったということですが、その後、サルは柵から降りて、再び新宿御苑の中に入っていったということです。