今シーズンの大雪で、山形県ではすべての市町村で除雪にかかる費用が当初予算では不足する見通しとなり、補正予算を組んだ結果、予算総額は100億円を超えて当初の2倍近くに膨らんでいることが、各市町村への取材でわかりました。財政が圧迫されているとして、国に財政支援を求める声が相次いでいます。

今シーズン、山形県では、大蔵村肘折で積雪が一時4メートル45センチと、30年以上前に統計を取り始めてから最も多くなるなど、各地で例年を上回る大雪となりました。

NHKが県内の各自治体に取材したところ、35あるすべての市町村で、除雪にかかる費用が当初予算では不足する見通しとなり、補正予算を組んで対応した結果、予算の総額が15日の時点で当初予算の1.8倍に当たるおよそ102億7000万円に膨らんでいることがわかりました。

追加された予算は、鶴岡市が最も多く14億円、次いで尾花沢市が4億5000万円、新庄市が3億5000万円などとなっていて、山形市や米沢市など13の市町村は、今後予算を追加する予定だとしています。

市町村からは財政が圧迫されているとして支援を求める声が相次いでいて、16日、全国の豪雪地帯の市町村で作る協議会のメンバーが、国土交通省を訪れ緊急の要請を行うことにしています。