強い毒を持つ南米原産のヒアリの活動が暑さで活発になるのを前に、環境省や国土交通省などが連絡会議を開き、ヒアリが侵入する可能性がある港の作業員のほか、広く一般に向けてヒアリの特徴などを伝え、早期の発見や駆除に力を入れることを確認しました。

強い毒を持つヒアリは、去年5月国内で初めて見つかり、その後、先月までに12の都府県で合わせて27例確認されています。
ヒアリは暑い時期に活動が活発になることから、本格的な夏を前に、12日、環境省や国土交通省など関係する省庁の担当者およそ30人が集まって連絡会議を開きました。

はじめに環境省の堀上勝野生生物課長が「日本国内でヒアリは定着には至っていないが、気を引き締めて対応していきたい」と述べました。

会議では今年度の取り組みとして、国内68の主要な港の調査を夏と秋の2回行うことや、ヒアリの特徴などを子どもでも理解できるように紹介したチラシを作り広く配布することが報告されました。
また、輸出入に関わる業者に対し、日本でコンテナを開ける際に確認すべきポイントやヒアリを見つけた際に駆除する方法などをまとめた文書を送ったことが報告され、引き続き早期の発見と駆除に力を入れていくことを確認しました。