菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、韓国が北朝鮮に対し軍の当局者による会談などを提案したことについて、先の日米韓3か国の首脳会談で確認した北朝鮮に対する圧力を強化していく方針とは矛盾せず問題ないという認識を示しました。

韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権は北朝鮮に対し、南北間の軍事的緊張の緩和に向けた軍の当局者による会談を今月21日に、離散家族の再会をめぐる赤十字の実務者による会談を来月1日に、それぞれ軍事境界線にあるパンムンジョムで行うことを提案しました。

これについて菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「今般の韓国政府の提案は、離散家族再会や、軍事境界線上の敵対的行為を中止することを目的としたものだと承知している」と述べました。

そのうえで菅官房長官は、記者団が先の日米韓3か国の首脳会談で確認した北朝鮮に対する圧力を強化していく方針と矛盾しないのかと質問したのに対し、「日米韓は北朝鮮に対して最大限の圧力をかけるために引き続き協力することで一致している。北朝鮮に対する圧力を強化するとの日米韓の方針との関係で問題になるとは考えていない」と述べました。