EU=ヨーロッパ連合は、核・ミサイル開発を加速させている北朝鮮について、追加の独自制裁を検討する一方で、韓国が北朝鮮に対して行った南北間の軍の当局者らによる会談の提案を支持する考えを示しました。

EUは17日、外相会議を開き、北朝鮮問題などについて協議しました。会議のあと、EUのモゲリーニ上級代表は、北朝鮮は核・ミサイル開発を加速させ、国連安全保障理事会の決議に繰り返し違反していると指摘し、EUとして独自制裁の追加を検討していることを明らかにしました。モゲリーニ上級代表は制裁の内容については明らかにしませんでしたが、EUの外交筋によりますと、加盟各国は北朝鮮の関係者がEU域内で活動して獲得する外貨が体制を支える資金となっていることを問題視しており、これに関連した制裁が検討されているということです。

一方で、モゲリーニ上級代表は、韓国が17日、北朝鮮側に提案した軍事的緊張の緩和に向けた南北間の軍の当局者らによる会談について、「朝鮮半島の緊張の解決策は半島そのものに存在し、その1つが南北による信頼の構築だ」と述べ、支持する考えを示しました。モゲリーニ上級代表はまた、北朝鮮情勢をめぐっては今後、アメリカや中国、ロシアのほか、地域の重要なパートナーとして日本とも緊密に連携していく考えを示しました。