ノロウイルスの感染の拡大を防ごうと、下水に含まれるウイルスの数を測定して、注意喚起につなげる全国でも初めての実証実験が、仙台市で行われることになりました。

ノロウイルスの感染拡大の防止に向けては、医療機関を受診した患者の数が、基準を超えた段階で各都道府県が警報を出して注意を呼びかけていますが、情報の取りまとめに時間がかかることなどから、いかに早く流行の兆候をつかむかが課題となっています。

そこで国土交通省は、排せつ物が流れ込む下水に含まれるウイルスの数を測定することで、兆候をいち早くつかみ、注意喚起につなげる全国でも初めての実証実験を、早ければ今月中にも仙台市で始めることになりました。

具体的には、仙台市宮城野区にある「南蒲生浄化センター」で、ウイルスの数を測定し、基準を超えた場合は、ホームページで情報を公開したうえで、市内の保育園や小中学校に注意を呼びかけるということです。

従来より1か月ほど早く注意喚起できる可能性があるということで、国土交通省は、来年3月まで実験を続け、感染拡大の防止にどれだけ効果があったか検証することにしています。