アメリカ軍と韓国軍は、ステルス戦闘機や爆撃機が参加した大規模な共同軍事訓練を8日終え、北朝鮮を強くけん制しましたが、訓練に反発する北朝鮮が再び弾道ミサイルの発射などに踏み切らないか、警戒を続けることにしています。

韓国軍は8日、5日間にわたる米韓の空軍などによる定例の共同軍事訓練、「ビジラント・エース」が終了したと発表しました。

今回の訓練には、米韓両軍の230機余りが参加し、アメリカ軍の最新鋭のステルス戦闘機、「F35」や「F22」、それに、北朝鮮が強く警戒するB1爆撃機が初めて投入される大規模なものとなりました。

米韓両軍は敵の軍用機の迎撃だけでなく、弾道ミサイルの移動式発射台や長距離砲など地上の標的への攻撃を想定した訓練も行い、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強くけん制しました。

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領も8日、韓国軍の幹部らに対し、「国の安全保障と平和を守るため、北に対し力で圧倒的な優位に立たなければならない」と述べて北朝鮮への圧力を強めていく姿勢を強調しました。

ただ北朝鮮は、今回の訓練に強く反発しており、米韓両軍は、北朝鮮が再び弾道ミサイルの発射などに踏み切らないか、警戒を続けることにしています。