アメリカでは「電子たばこ」との関連が疑われる呼吸器系の病気が相次いで報告されていることからトランプ政権は若者の間で特に人気が高い、香り付きの電子たばこの販売を禁止する措置をとる方針を明らかにしました。

電子たばこはニコチンや香りの成分を含む液体などを電気による加熱で蒸発させて吸うもので、アメリカでは若者を中心に急速に広がりを見せています。

しかし、アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、電子たばこの使用との関連が疑われる呼吸器系の病気の報告はこれまでに450件に上り、このうち5人が死亡しているということです。

こうした中、トランプ大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し「人々を病気にさせるわけにはいかず、若者への影響を食い止めなければならない」と述べ、早急な対策が必要だという考えを強調しました。

また、アザー厚生長官は「若者はミントなどの香り付きの電子たばこの中毒になっている」と指摘し、香り付きの電子たばこの販売を禁止する措置をとる方針を明らかにしました。

アメリカの研究団体が行った調査によりますと、電子たばこを吸う人の63%が香り付きを使用しているということで、アメリカのメディアは「電子たばこに対する大規模な取締り」だとして大きく伝えています。