ドケチ快適が大好きな腕時計投資家の斉藤由貴生です。

 私はファミレスで原稿を書くことが多いため、自然とドリンクバーに詳しくなってしまいました。今回は、そんな私が各ファミレスのドリンクバーを評価したいと思います。

 まず、ファミレスのドリンクバーランキングをネットで検索すると1位はココスという意見が多いみたいです。実際、ココスのドリンクバーは他社にあるものをすべて揃えたといっても過言でない品揃え。ただし、種類の豊富さはココスが一番でも、他店のドリンクバーが魅力的でないとは限りません。ですから今回は、各店舗のドリンクバーの特徴を思う存分お伝えしたいと思います。

◆ロイヤルホストは、ここでしか飲めないものがある


 ロイヤルホストのドリンクバーの特徴は、トロピカルアイスティーがあるという点。また、コーヒーカップの高級感も特筆すべきポイントだと思います。

 なかでもパラダイストロピカルアイスティーは、ドリンクバー導入以前からあるロイヤルホストの代表的ドリンクメニュー。スッキリしたその華やかな味わいは、他店のそれとは一線を画し「さすがロイヤルホスト」と感じます。

 ロイヤルホストにドリンクバーが導入される15年以上前、私は「ロイヤルホストのアイスティーを何杯も飲みたい!」と思ったのですが、当時は1杯あたり400円以上したので、断念した記憶があります。

 それが今や飲み放題。これはうれしい限りです。ただ、ドリンクバー導入初期はアイスティー用のオレンジスライスがあったのですが、廃止されてしまったのが残念な点。

 ちなみに、ドリンクバー未実施店舗でアイスティーを注文するとオレンジスライスが添えられている場合があります。また、ドリンクバーに2種類の昆布茶が存在するのもロイヤルホストの特徴。ロイヤルホストでしか飲めないモノがあるというのが魅力ある点だと感じます。

◆デニーズはセブンカフェが飲み放題!


 デニーズのドリンクバー店舗には2種類のパターンがあるようで、同じドリンクバーでも内容が違います。

 最新式のドリンクバーにおける特徴は、なんといってもセブンカフェが飲み放題という点。美味しいと評判のセブンカフェを何杯でも飲めるというのはとても魅力的です。特にアイスコーヒーは、それ専用の氷まで用意。ドリンクバーに2種類も氷が存在することに驚かされます。

 とはいえ、私は個人的にドリンクバー未実施店舗に存在するアイスティーが好きなので、デニーズに行く場合、ドリンクバーがない店舗に行くようにしています。デニーズのアイスティーは店舗で作られており、アールグレー茶葉の良い香りがしてとても美味。また、ミルクを注文すると牛乳を持ってきてくれるため美味しいミルクティーも堪能できます。

 ちなみに、2006年頃から2010年頃までは、多くの店舗で「おかわり自由」サービスを行っていて、当時はそのアイスティーを何杯でも注文可能でした。 

◆ジョナサンは茶葉の種類が豊富


 ジョナサンのドリンクバーの特徴は茶葉の種類が豊富という点。1杯ずつ淹れたてのお茶を何種類も楽しめるのは良い点だと思います。

 例えば、濃いめの緑茶を作ってから別のグラスに氷をいっぱい入れて、その中に緑茶を注げば美味しい冷緑茶を作ることができます。ジョナサンは関東圏にしかないのですが、ドリンクバーの内容はガストとほぼ同様。違いがある点としては、ジョナサンのコーヒーカップとティーカップのほうが上質感がある点でしょう。ただしガストの場合、店舗によっては内容が省略されている場合があるため、ジョナサンのほうが種類が多い可能性が高いかもしれません。

◆ガストには最新マシーンはあるがオリジナリティがない


 ガストのドリンクバーには2016年頃から最新型のマシーンが導入され、タッチパネル式の機械から様々な組み合わせの飲み物を作り出すことが可能になりました。最新型マシーンはすべての店舗に導入されているわけではありませんが、見かける機会が多いように感じます。また、ドリップ式のコーヒーマシーンも用意されていることが多く、複数のコーヒーを楽しむことが可能です。ただし、これらのマシーンは同じすかいらーく系列のジョナサンにも導入されている場合があるため、ガストだけというわけではありません。

◆本格的なコーヒーを楽しみたい人はサイゼリヤ


 サイゼリヤのドリンクバーの凄さはコーヒーにあります。イタリア製のコーヒーマシーンが各店に存在し、本格的なコーヒーやエスプレッソを飲むことが可能。また、アメリカンコーヒーは、コーヒーをお湯で薄める仕様となっており、まさに本場イタリアの作り方と同じ感じです(スターバックスの「カフェアメリカーノ」もほぼ同様)。コーヒーを楽しみたいという場合、サイゼリヤのドリンクバーはとてもオススメです。

◆ドリンクバーの王者ココスの魅力とは?


 冒頭にお伝えした通り、ココスのドリンクバーは他店にあるものを全て揃えたといっても過言でないほど多くのモノが揃っています。そんなココスのドリンクバーですが、今回は他店ではないポイントを中心にご紹介したいと思います。

その1 飲み物編

 ミルクが単品で利用可能なココスのドリンクバーでは、ミルクティを作ることが可能。ホットミルクティーもアイスミルクティーも作ることができ、喫茶店に行ったような本格的ミルクティーを堪能できます。また、生のレモンスライスが用意されており、本格的なレモンティーを楽しむことも可能。これはコーラに使うことができ、見た目にも美味しそうなコーラを飲むことができます。

 ちなみに、レモンスライスは以前ジョナサンにもあったのですが、近年廃止されてしまったため貴重なアイテムだと思います。また、野菜ジュースとオレンジジュースも美味しく、特に野菜ジュースはカゴメとの共同開発とのことです。

その2 ホスピタリティ編

 ココスのドリンクバーには店員さんを呼び出すボタンが設置されており、茶葉やスプーンが空の時でも困らないようになっています。また、消毒用アルコールも用意されています。

 そして、ティーカップも至れり尽くせり。2杯分を作れる仕様となっているのですが、1杯目を注ぐと茶葉が水面に当たらない位置になります。そのため、時間を置いても2杯目が濃くならない仕掛けとなっています。ただ、2杯分作らないと茶葉がお湯に浸からないため、様々なお茶を試したい場合は2杯ずつ飲むことになりガブガブになりかねません。

 以上、各ファミレスのドリンクバーを私見を交えてご紹介しましたが、紅茶を飲みたい時やコーヒーを飲みたい時など、用途によって各店の味の違いを楽しむのも楽しいかと思います。特にクルマがあれば、ドライブがてら様々なファミレスをはしごするといったこともできるのではないでしょうか。

【斉藤由貴生】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある