―[S級グルメ]―

 梅雨に体が慣れず、不調になりがち。そんなときは辛さを体に取り込んで、やる気をブースト! おうち時間を充実させる絶品の旨辛メニューを紹介。

◆食べログ3.5以上の名店メニューを自宅で!

 ジメジメと鬱陶しい梅雨の時季は気持ちまで落ち込んで、食欲も減退しがち。そんな湿った気分を吹き飛ばしてくれるのは、適度な刺激をもたらしてくれる、辛みが効いた料理。コロナ禍でまだ外食は気が進まないという人には、お取り寄せという手がある。

 そこで今回は、食べログ3.5以上の人気店の通販可能な名物旨辛メニューをご紹介したい。

 まず1品目は、東京・麹町の老舗インド料理店「アジャンタ」のマトンカレー。インド人の料理人が毎朝、手作業で肉をミンチにし、スパイスを挽き、’57年の創業当時から変わらない味をいまも守り続けているという。

 ひと口食べると、ガツンとくる辛さのなかに肉の旨みがジュワッと広がり、思わずご飯を掻き込みたくなる。ゴロゴロと入った肉はやわらかく、満足感も十分だ。

「当店のカレーは、創業からずっとおいしい日本米と召し上がっていただいております。たまには、バターたっぷりのトーストやクロワッサンと合わせるのもおすすめです」と代表の有沢小枝さん。

 マトン以外にチキンとキーマを含めた創業家に伝わる伝統的なカレー“ムールティ家の3大カレー”も取り寄せが可能だ。

◆大阪・道頓堀「クンテープ」の本格的な味

 2品目はタイ料理からトムヤムクン。大阪・道頓堀にある「クンテープ」の本格的な味が、温めるだけで手軽に楽しめる。

 鶏がらをベースに、エビの頭、レモングラス、カー(タイ生姜)などを加えて作ったスープは香り高く、旨みもたっぷり。食べ進めると、鮮烈な辛みが体を駆け抜けていくようだ。

「トムヤムクンに使うレモングラスやこぶみかんの葉、カーはすべてフレッシュハーブを使用しているので、香りがよく、体にもいいんですよ」(代表の川北昌紀さん)

 具は有頭エビ、ミニトマト、ネギ、シメジ、唐辛子など多彩。さらに、米麺を用意してトムヤムクンヌードルにしたり、パクチーをのせたりして、アレンジするとおいしさも楽しさも広がる。

 クンテープの通販サイト「タイマーケット」では、料理以外にもフレッシュハーブやタイ調味料などを購入することができる。

◆東京を代表する超有名な担担麺

 最後の3品目は、中国料理のなかでも唐辛子と山椒を使用した辛い料理で有名な四川料理。本場の香辛料や自家製の発酵調味料などを使った伝統的な四川の味が評判の、東京・麻布十番に本店を構える「飄香」の正宗担担麺だ。いわゆるシンプルな“汁なし担担麺”なのだが、麺もタレも肉味噌も問答無用においしい。

「シェフ自ら四川省で厳選したスパイスを調合して作る自家製のタレは、あとを引かない、旨みのある辛さを追求しています。麺はタレに合うように計算されたオリジナルの麺、肉味噌には国産牛肉と豚肉を使用しています」と統括マネージャーの熊谷泰代さん。

 細いけれど、もっちりとした歯応えの麺に肉味噌が絡み、山椒の香りと程よい痺れ、ナッツの食感が心地いい。青菜や煮卵などをトッピングして、しっかりと全体をあえてから食べよう。

 食べ進めるうちにじんわりと汗をかく旨辛フード。食べたあとの気分は爽快そのものだ!

◆絶品「旨辛」お取り寄せ

▼アジャンタのマトンカレー
しっかりとした辛さのなかに羊肉の旨みがジュワッと口に広がる。日本米と食べるのがおすすめだ。店の味をそのまま体感できるようにレトルトではなくクール便で配送される。1450円(送料別)

●「アジャンタ」……カレー以外にもライスやナン、揚げ物などの前菜、スープ、スパイスや調味料、コーヒー豆などが購入可能

▼クンテープのトム・ヤン・クン
レモングラスのほか、ハーブの香りが豊かに立ちのぼる。本場の爽やかな辛みはクセになりそうだ。保存料を使用していないため冷凍でのお届けのみ。賞味期限は約1か月。800円(送料別)

●「クンテープ(タイマーケット)」……タイスキ用のセットやガパオ、パッタイのソースも

▼飄香の正宗担担麺
20種以上のスパイスを合わせた奥深い香りのラー油や、上品な痺れと華やかな辛みが特徴。チンゲン菜やパクチーといった青菜を添えると味も彩りもアップ。2592円(2人前。送料別)

●「飄香」……同店のすべての料理と同じく化学調味料を使わない取り寄せメニューには、夏季限定の涼麺と水餃子のセットも

取材・文/吉田桂 撮影/土居麻紀子

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