ほとんどの商品を100円で販売する「ローソンストア100」が7月中旬、具なしライスバンズ(税込100円)という商品を関東限定で新発売した。好きな具材を自由に挟んで食べられるというものである。

 そこで同じローソンストア100で売られている商品をこれに挟んでいろいろなオリジナルライスバーガーを作ってみることにした。

◆汁気の多い具材はアウト

 まずは僕の大好物のいか塩辛(税込108円)から。いか塩辛と白ご飯の相性が最高なのは今更言うまでもないだろう。いか塩辛1袋をすべてバンズにサンドして食べた。

 予想どおりの美味しさである。が、非常に食べにくい。塩辛がバンズの端からポロポロとこぼれ落ちてしまうし、バンズは塩辛の汁気を吸ってボロボロに崩れてしまうのだ。このライズバンズには汁気の多い具材はアウトのようである。いか塩辛も茶碗によそったご飯といっしょに食べたほうがよさそうだ。

◆おすすめは玉子焼き

 2品目は具たっぷりおかず玉子焼き(税込108円)。レンジで軽く温めてからバンズに挟むと、玉子焼きが収まりきらずに大きくはみ出してしまう。そのはみ出した部分から食べた。

 かつおと昆布のだしがよく効いており、ねぎ、にんじん、鶏肉と具もたっぷりなので、この玉子焼きだけでもかなり満足度は高い。それを食べすすめていってバンズにたどり着くと、そこからは玉子の握り寿司のような味わいになる。これはかなりおすすめである。

◆舌が焼けただれそうなほど甘い

 3品目は俺たちのピーナツみそ(税込108円)。ピーナツみそは甘いのに白ご飯との相性が意外といいので、デザート感覚でいけるはずである。が、バンズにサンドして一口食べただけでおえッと吐き出しそうになってしまった。舌が焼けただれそうなほど異常に甘いのだ。ピーナツみそとはこんなにも甘い食べものだったろうか。

 いや、これはおそらくバンズに効いた塩のせいだろう。これのせいでただでさえ甘いピーナツみそがさらにその甘さを引き立てられ、耐えがたい甘さにまで達してしまったのだ。まったく塩が効いていなかったらもう少しいけていたのかもしれないが……。

◆チキン単体で食べたほうがいい?

 4品目はレジ横で売られているホットスナックの100チキ(むね)(税込108円)。レギュラーではなくむねの100チキを選んだのはむねのほうが平らでバンズにサンドしやすそうだったからである。

 食べてみると、サクサクの食感で味はさっぱりしており、バンズとの相性も悪くない。が、ライスではなくパンのバンズにサンドするか、このチキン単体で食べたほうがいいかな……というのが正直なところである。

◆ハンバーグは文句なしの美味しさ

 5品目はお肉屋さんのハンバーグ チーズ(税込108円)。レンジでチンしてからバンズに挟んで食べる。これは文句なしの美味しさだった。

 ハンバーグはジューシーでありながらいか塩辛ほど汁気があるわけではないのでバンズが崩れてしまうこともない。食べやすさにおいても合格である。

◆さばとご飯がお互いを引き立てあう

 最後の6品目は今回のいちばんの本命であるさば塩焼(税込108円)だ。これもレンジでチンしてからバンズに挟み、はみ出した部分から食べる。

 脂のたっぷり乗ったさばの旨味が塩で最大限に引き出されている。たったの108円でこの味を出せるのはすごい。バンズに到達すると、さばの脂がじわりと染み込んでいてこれまた実に美味しい。期待以上に大満足の一品だった。 

 ローソンストア100には他にもまだまだたくさんの食品が取り揃えられている。探してみれば、さば塩焼以上にこのライスバンズに合う食品が見つかるかもしれない。

<文/小林ていじ>

【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。100均グッズ研究家。