◆バカ映画の巨匠・河崎実監督が、愛知県幸田町の町おこし映画を製作!

 愛知県のヒーロー・大久保彦左衛門の子孫が男女合体ロボットに変身し、悪の宇宙人と戦う奇想天外な町おこし特撮映画『超伝合体ゴッドヒコザ』が8月19日より公開される。本作で、超宇宙科学研究所(UISAS:ウイサス)の新人研究員・音無優里亜を演じた元SKE48の磯原杏華に、撮影秘話や共演者とのエピソード、女優を目指したきっかけなどを聞いた。

ーー本作のお話をいただいたときはどのような心境でしたか?
磯原 映画のメインキャストとしてオファーをいただいたのは初めてだったので、すごく嬉しかったですし、本作の舞台が愛知県幸田町というのも愛知県出身の私にとってはワクワクできる大きなポイントでした。

ーー出身地での撮影はテンションがあがりそうですね!
磯原 かなりテンションがあがりました! 撮休の日には実家に帰ることができたので、家族に会えたのも嬉しかったです。

ーー研究員の優里亜を演じるうえで準備したことや大事にしたことを教えてください。
磯原 優里亜は真面目でおとなしい歴史オタクの女の子というキャラクターなので、まず歴史について勉強するところから始めて、役に説得力を持たせられるように役作りしていきました。演じるうえで大事にしたのは“ギャップ”です。前半の優里亜はおとなしいのですが、物語が進むにつれてだんだん感情を露にしていくので、その変化をしっかりと表現できるよう意識しながら演じていましたね。

ーーおとなしい優里亜が、ものすごい勢いで埋蔵金の説明をするシーンがおもしろくて好きでした(笑)。
磯原 あのシーンいいですよね(笑)。歴史の話をするシーンは聞きなじみのない言葉や台詞が多かったので、サラッと言えるように何度も練習して挑みました(笑)。

◆撮影現場で、突然“高速ベロ大会”が始まった

ーー撮影現場での印象に残っているエピソードをお聞かせいただけますか。
磯原 貴穂役の沙羅さんが現場でモノマネをして盛り上げてくださったので、楽しい雰囲気のなか撮影できたのはありがたかったです。共演者のみなさんが愛知県出身ということもあって、関係性を作りやすかったですし、なかなかこういうことってないと思うのですごく貴重な経験になりました。

ーー共演者のみなさんとはどんな話で盛り上がりましたか?
磯原 地元の話をした瞬間にみんなと仲良くなれました。盛り上がったといえば“高速ベロ大会”(笑)。出演者であるイジリー岡田さんが現場にいる日に、突然“高速ベロ大会”が始まったんです。キャストのみんなでチャレンジして、イジリーさんに「誰が一番速かったですか?」と聞いたら「磯原さん!」って。まさかの一位に選ばれて(笑)。

ーー意外な特技ができましたね(笑)。
磯原 できちゃいました(笑)。

ーー劇中では芳樹役の南翔太さんが高速ベロを披露されていました。
磯原 あのシーンは南さんとの距離が近かったですし、ものすごく真剣な表情でやられていたので、本番中は必死で笑わないようにしていました(笑)。

ーー他にお芝居で苦戦されたことはありましたか?
磯原 ほぼワンテイクで撮っていたので、そのスピード感に最初は戸惑いました。だけどだんだんワンテイクだからこその緊張感が生まれて、“ちょっとでも心残りのあるお芝居をしたら悔いが残る!”と気合いを入れてシーンに挑めたのは良かったなと思います。

ーーSKE48卒業後、ドラマや映画、舞台など女優として様々な作品に出演されていますが、お芝居に興味を持ったのはいつ頃でしたか?
磯原 学生の頃からテレビドラマが好きで見ていたので、当時からなんとなく“お芝居がしたい”とう夢を抱いていた記憶があります。

ーー特に好きだったドラマはなんですか?
磯原 「Nのために」や「流星の絆」など、TBS系の金曜よる10時のドラマはだいたいハマっていました(笑)。

ーー今後演じてみたい役はありますか?
磯原 地味な役を演じることが多いので、金髪ギャルのような役に挑戦してみたいです!

ーー最後に、映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
磯原 特撮やラブコメなどいろんな要素が詰まっていて、幅広い世代に刺さる作品になっていますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです。

 娯楽特撮B級映画合体ロボラブコメの誕生! 『超伝合体ゴッドヒコザ』は、2022年8月19日(金)池袋シネマ・ロサ、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショーされる。

取材・文/奥村百恵