芸能界では「不倫」や「浮気」のニュースが絶えない。世の中には、パートナーの存在がありながら、「ほんの出来心」で異性と関係を結んでしまう人たちがいる。しかしそれが原因で、慰謝料を請求されたり、社会的な地位を失ったり、修羅場に発展することもあるのだ……。

 今回は、不貞行為を続けた結果、悲惨な目にあったという2人のエピソードを紹介する。

◆突然現れた彼氏の妻!「独身」と言っていたのに…

 22歳の頃、マッチングアプリで知り合った3つ年上の男性と付き合っていた山田みなみさん(仮名・30代)。彼はとても優しく、穏やかな人だったという。

 出会って数ヵ月が経ったある日、思いもよらないかたちで彼の真実を知ることになった。

「私の住むアパートの前にキレイな女性が立っていました。その女性は私を見るなり『私の旦那と不倫していますよね?』。そして微笑みながら『別れてください』と言ってきたんです」

 彼からは“独身”と聞いていた山田さんは、その女性にそのことを伝えた。すると女性は……。

「『そうですか』と一言だけ呟いて、帰っていきました。その後すぐに彼に連絡すると、『あ、バレちゃったか、それなら別れよう』と言われ、私もそれに応じて“もう終わりか”と思いました」

◆背後には包丁を手にした妻

 事件は、次の日に起きた。

「仕事から帰宅したら、別れたはずの彼が私の部屋の前で、怯えた顔をして座り込んでいました。そして『助けてくれ!』と訴えてきたんです」

 何が何だか分からずにいた山田さん。とりあえず、彼を部屋に入れようとしたその時……。

「彼の奥さんが包丁を手にして私の背後に立っていました。『あなた、旦那と別れたのではないですか?』と言われ『別れましたよ』と伝えると、『なら退いてください』と笑顔で言ってきたのですが、正直、怖かったです」

 しかし、山田さんは彼を殺しに来た妻を止めようと、抵抗した。だが、妻が持っていた包丁が山田さんの腹部に刺さってしまい、玄関に倒れ込んだという。

◆警察に発見されて…

「目が覚めると私は病院のベッドの上にいました。パトロール中の警察官が見つけて、彼の奥さんは現行犯で逮捕されたと知りました」

 退院後、修羅場を経験した部屋に住み続ける気にはなれず、山田さんは引っ越すことにしたそうだ。

 そしてマッチングアプリはすぐに退会した。

「こんなこと、ドラマだけだと思っていたのに……私にとって過去の忘れられないエピソードです」

◆再会した幼馴染と不倫関係に

 小学校時代の幼馴染と再会したことをきっかけに、2人の関係は徐々に進展していったと話す髙木有希さん(30代・仮名)。

「最初は2人で飲みに行ったり、家に遊びに行ったりしていました。しかしそれ以上の深い関係にはなりませんでした。なぜなら、当時、彼には同棲している彼女がいましたので。この時期までは仲のいい友達といった関係だったんです」

 再会から半年後、彼は結婚したのだが、なぜかそれを境に2人は急接近。

「ある日、彼が突然抱きしめてきました。私は驚いて、『奥さんいるでしょ』と釘を指したのですが、なんと『離婚した』と言ったんです。お酒が入っていたこともあり誘惑に負けてしまいました」

◆妻に殴られた挙げ句に慰謝料請求

 それからが後悔の始まりだったと話す髙木さん。

「次の日の朝、インターフォンが鳴りました。そこにはなんと彼の奥さんが立っていたのです。彼と奥さんは喧嘩をし、私は殴られ、外に追い出されるハメに。そして、その日からは夜も眠れず、“殺されるんじゃないか”と外に出ることもできませんでした」

 その後、彼からすべてを聞いた髙木さん。

「まだ離婚はしていなくて話し合いの段階だったそうです。そこで、奥さんは家の中にカメラを仕込んでいて、すべてが発覚してしまいました」

 彼の妻からは慰謝料300万円を請求されており、現在も弁護士を挟んで話し合いを行っている最中。

「恋は盲目って言いますが、少しでも罪悪感があったら彼との関係をやめればよかったし、逃げることもできたと思います。彼との行為を見られた挙げ句、慰謝料を請求されるなんて最悪です」

 自分と同じような過ちを犯す人が減ってほしい……。髙木さんは「このエピソードを反面教師にしてもらいたい」と訴えた。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
ライター歴5年目。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。Instagram:@chimi86.insta

―[浮気・不倫の修羅場]―