―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆抵抗感がなくなってきた「アプリ婚活」だが…

 明治安田生命が行った「いい夫婦の日に関するアンケート調査」によると、2022年の「結婚のきっかけ」のランキング1位がマッチングアプリだったそうです。

 今やマッチングアプリなどを使っての出会いは当たり前の時代になり、「恥ずかしい」「人に言いたくない」という価値観も薄れてきつつあります。

 今回はマッチングアプリで結婚相手を見つける際、見るべき相手の行動についてお伝えします。

 アプリでの結婚が増えたとはいえ、それと比例して高まっているのが詐欺や既婚者、セールスなどの婚活以外の目的を持つ人と出会ってしまうリスクです。なぜそのような人が増えているかといえば、人の欲求の見えやすいところこそ狙い目だからだと考えられます。

◆騙されてしまう人に欠けている視点

「結婚したい」「異性と出会いたい」というわかりやすく欲求がむき出しの人というのは騙しやすく、悪い人たちからしたら絶好のマーケットになるわけです。

 しかし、結婚したいということを見せなければ、「本気じゃないのかな?」と思われて進むはずの恋愛も進まなくなる可能性があります。

 そんなときに必ず見てほしいのが「行動」です。騙される人のほとんどが、肝心の行動を見て見ぬふりをしています。

◆本気で結婚を望んだ30歳男性を待ち受けていた苦難

 ツカサさん(仮名・30歳)はマッチングアプリで婚活をスタートして6か月ほど経過。恋愛経験もそれなりにあったこともあり、詐欺が多いことは知っていたものの、自分は大丈夫と信じていました。

 私のところに相談に来たのは、「今付き合っている彼女と結婚するにはどうすればいいか?」という相談でした。

 マッチングアプリで出会い、4回のデートの末、お付き合いをするようになった2人。付き合って4か月ほど経ち、結婚願望の強かったツカサさんは「結婚を前提に考えている」ということを伝えました。

 彼女は「嬉しいけど、今はまだ仕事を頑張りたい。そのときが来たらまたプロポーズをしてほしい」という返事だったそう。

◆家族にも、友人にもまったく会えない日々

 私が「彼女の両親や兄弟にはお会いしたのか?」とお伺いしたところ、彼女はあまり家族と仲がよくないらしく、まだお会いしていないとのこと。

 ツカサさん自身の両親には会ったのか聞くと、少し遠いこともあり、一度セッティングをしようとしたのだけど、彼女の体調が悪くなり会えなかった。さらに「彼女の親友や会社の人にお会いしたことはあるか?」と聞いたところ、あまり社交的な人ではなく、友人などは多くないようで会っていない。

 唯一共通の知り合いは、初デートで彼女と行ったバーの店員さんだけだという。そのバーにはデートのたびによく行くらしく、その店長には2人はお似合いだととても言われているとのことでした。

◆彼女の不審を直視できないツカサさん

 勘のいい方なら感じるはずです。彼女はまったく結婚する気がないということ。そして、そのバーには詐欺とまではいえなくても、「カモ」として扱われていることを。

 社交的ではなく、友達が少ない彼女がバーなどで店員と仲良くなるほどいきますか? 身近な人とまったくお会いしたことのない状態では、結婚に向けて具体的に進むことはありえません。

 さまざまなことをアドバイスしたのですが、この日、ツカサさんは、「でも……」と彼女を庇うばかりで私の言葉は響きませんでした。

◆人は言葉よりも行動で真実を語る

 その後、ツカサさんは彼女と別れましたが、彼女へのプレゼントや毎回の飲食代などでかなりお金を使ってしまい、貯金がなくなってしまったようでした。

 本当にツカサさんと向き合ってきちんと先を考えてお付き合いする女性ならどんな行動をするでしょうか? 人は言葉よりも行動で真実を語ります。

 これからの人は行動を見定めていき、きちんとその人が自分との結婚を考えているかを見極められるスキルを身につける必要があります。ぜひこれから婚活する方の参考になると嬉しいです。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)

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