―[結婚につながる恋のはじめ方]―
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆「何をどう治せばいいのか…」と悩む婚活男性
起業して8年、多くの方の「好きな人から好かれたい」という悩みに向き合ってきました。どうしたら好きな人から好かれることができるのかと悩む人のほとんどが「何をどう治せばいいですか?」「自分の悪いところはどこですか?」と改善すべき点について聞いてきます。
私は性格上、感じたことをどなたにもハッキリとお伝えするのですが、「ここを直したほうがいい」「あなたのここが好きな人から好かれない理由」というように、その人自身の短所を指摘することはほとんどありません。
そうではなく、本人が「直したほうがいいのではないか?」と感じているところこそ、伸ばすべき長所だと伝えます。
◆短所を短所だと捉えず、長所だと捉える
そう、短所を短所だと捉えず、長所だと捉えられるようになれば、自分自身は変わらずに好きな人から好かれる体質に変身するのです。
むしろ、人ってそんな簡単に変われない。習慣と思い込みの生き物なので、根本的な部分を変えるのはかなり難しい。
だからこそ、自分は何ひとつ変わらないのに悩みがなくなったら、そんな嬉しいことはないと思いませんか?
今回はそんな「短所を長所に変えるためのテクニック」をお伝えします。
◆挫折知らずだった37歳男性の唯一の誤算
シゲルさん(仮名・37歳)は某有名大学を卒業し、大手企業で働く方。挫折を知らず、今まで自分が目指してきたものを手に入れてきた人生を送ってきたと自他ともに認めるタイプです。
唯一、結婚だけが自分の中で誤算だったようで、「もっと早く結婚して子供を育てていると思ってました。タイミングがくれば、自然と結婚すると思っていたけどそれは違ってましたね」とのこと。
なぜ今まで結婚につながらなかったのかと聞くと、「何度かチャンスはありました。相手からも結婚したいと言われてたこともあった。
でも、本当に好きになった人と付き合えた経験がなく、結婚は好きになった人とっと思いすぎてたのかもしれません」と明かしてくれました。
◆自分が好きになる人とは付き合えない
もちろん、今までお付き合いした人が好きな人じゃなかったわけではないようで、ただ、「まぁ好きだし付き合ってみようかな」というレベルでお付き合いをスタートさせた人ばかりだったとのことで、「本当に好きな人と結婚したい」が彼の願いでした。
しかし、望んでいるにもかかわらず、「自分が好きになる人とは付き合えない気がします」と言うシゲルさん。
なぜそう思うのかを聞いてみると、「そこまでコミュ力が高いわけでもないし、特別これといった取り柄もない。年収も人並みだし、特別イケメンでもないので、僕が好きだと思う人からは選ばれないのかもなと……」
◆ネガティブな情報ほどキャッチしやすい
誰しもうまくいかなかったり、失敗が続けば、どこがダメなんだろうと自分の足らない所や短所を見つけたりしがち。そもそも人はネガティブな情報ほどキャッチしやすいので、当然、自分の短所も見つけやすいんです。
しかし、短所を長所にする合言葉があります。それは「〜だからこそ……」。
シゲルさんは「コミュニケーション能力が低いから好きな人から好かれない」「特別イケメンじゃないから好きな人から好かれない」と言っていました。
◆選ばれる男性になるために必要な考え方
しかし、それこそ長所になりうるポイント。「コミュニケーション能力が低いからこそ……」「特別イケメンじゃないからこそ……」と変換して私はコンサルで伝えました。
「コミュニケーション能力が低いからこそ、相手に合わせたコミュニケーション能力をこれからつけられるじゃないですか。女性はその人によってしてほしいこと、求めるコミュ力は違ってくるので」
選ばれる男性になるための考え方を改めてシゲルさんに理解してもらったのです。
◆自分を好きになれると、女性からも好かれる
シゲルさんは短所だとずっと思っていた部分を長所だと考え直し、伸ばすことで自信をつけ、次第に「これでいいんだ!」と自分を認められるようになっていきました。
「〜だから……」ではなく「〜だからこそ……」と自分の短所をぜひ置き換えてみてください。
きっと自分を大好きになれるはずです。そして、そうなることで恋愛面でもいい流れを生んでくれますよ。
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)