X JAPANが17日、横浜アリーナで、世界ツアーの皮切りとなる日本公演の最終日を締めくくった。

 11日に大阪城ホールで開始。初日の開演時間は1時間10分遅れるなど、予定時間に始まらないのが同バンドの恒例行事。この日は珍しく、予定通りに開始した。

 YOSHIKIは「何が奇跡って、オンタイムで始まったことですね」。サブタイトル「〜奇跡の夜〜」にかけ、冗談めかしてあいさつすると、TOSHIも「それが一番すごい」と納得顔だった。

 YOSHIKIが5月に米ロサンゼルスの病院で、頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を受けた直後の公演。「メンバーに背中を押されて、支えられてコンサートができている。感無量です」と感極まった。

 アンコールで、YOSHIKIは「Xという言葉には無限の可能性がある。不可能なんて何もない。100回倒れてもまたはいあがる。お前らも一緒に頑張るぞ」。首を押さえながら、コール&レスポンス「WE ARE X!」を30回以上絶叫した。この日はアコースティック編成。「早くみんなの前でドラマーとして帰ってきたい」。かすれた声で、集まった1万2000人に完全復活を誓った。

 この日は11年に自殺した元ベーシストTAIJIさん(享年45)の命日。YOSHIKIはTOSHIとともに「TAIJIはロックという言葉が1番合うアーティストだったね」などとしのぶ場面もあった。

 日本ツアーは2都市6公演で7万人を動員した。