女優岸恵子(84)が、スペシャル・トークショー「夢のあとさき」の9日スタートを前に、都内で取材に応じた。

 「この暑さで、私の頭の中もやや混乱気味です。用意していたものより、アドリブが多くなりそうです」と前置きした上で、映画全盛期のことや国際派としてのさまざまな体験を語りたいと抱負を明かした。

 「イランの革命防衛隊に手錠をかけられたり、フルシチョフ時代のソ連各地も巡りました。見過ごせばいいものにことごとく関わってきた人生です。いつも好奇心に負けたんですね。面白い、そういう人生もあるんだと感じていただけたらいいと思います」

 11日には85歳。「若いといわれますけど、ちゃんと年を取り、頭もボケています。そう見えるとすれば、自分に対する見栄とはったり。今日も間違えて強いクスリを2回飲んじゃいました。普通のおばあさんのように優しくて、いい年の取り方はしていないんですよ」と笑った。トークショーは11月まで全国19カ所で行われる。