馬場ふみか(22)が、女優として飛躍する好機を迎えている。女性向けファッション誌でモデルとして活動しながら、男性向けのグラビアでも活躍する通称「モグラ(モデル+グラビア)女子」の代表格。ヒロインに起用された映画「お前はまだグンマを知らない」(水野格監督)が22日から公開、看護師役で出演するフジテレビ系連続ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON」(月曜午後9時)が今日17日からスタートする。

 「お前は−」は群馬を舞台にした青春コメディー映画。間宮祥太郎(24)演じる主人公が思いを寄せる女子高生役で、生まれも育ちも群馬という設定。群馬特有の空っ風をものともせず、自転車を軽々と乗りこなす場面が印象的だ。「周りに同世代のすてきな役者さんがいらっしゃったので楽しんで撮影できました」。スカートが風にあおられ、下着がチラリと見える場面もあるが「パンチラはぜひ、大きなスクリーンで見てください」と笑う。

 ドクターヘリに乗り込む医師の活躍を描く「コード・ブルー」では新人看護師を演じる。08年と10年に連続ドラマとして放送された人気作の7年ぶりとなるシリーズ第3弾。「第1弾、第2弾も視聴者として見ていたので、その中に入っていけるのは、すごくうれしい」と感激を胸に収録現場に立っている。

 10歳の時に地元新潟の劇団に入った。14歳からフリーペーパー「新潟美少女図鑑」のモデル業も始めた。「小さい頃から漠然と女優に憧れていました」。高校在学中に現在も所属する事務所に入り、女優活動を本格化させた。18歳の時、テレビ朝日系「仮面ライダードライブ」では敵役となる女性幹部を演じた。抜てきされた理由は「子供に嫌われない童顔」だった。「悪役でしたが、ビジュアル的には衣装もかわいらしく、いろいろな方に見ていただいて知っていただいた」。実は「仮面ライダー」のロケで群馬県内に頻繁に来ていた。「至る所に行きました。ただ(土地勘がなく)自分がどこにいるのか毎日分からない状況だったので、群馬に行った実感はありませんでした」と笑う。

 出演作品が相次いで世に出る。「悪い役もヒーローも、まだまだ女子高生の役だってやってみたい」。追い風にも乗って、意欲は高まるばかりだ。【小谷野俊哉】

 ◆馬場(ばば)ふみか 1995年(平7)6月21日、新潟県生まれ。高校在学中に14年映画「パズル」で女優デビュー。同年テレビ朝日系「仮面ライダードライブ」でドラマデビュー。15年4月から雑誌「non−no」専属モデル。16年「黒い暴動」で映画初主演。趣味はカラオケ、ショッピング。特技はバレエ。167センチ。血液型AB。

 ◆モグラ女子 数年前から主に雑誌を中心にしたメディアで使われ始めた言葉。「non−no」専属モデルの馬場がグラビアでも活躍しているように、「Ray」の専属モデルだった泉里香(28)や「CanCam」の久松郁実(21)、「MORE」の内田理央(25)、「Ray」の朝比奈彩(23)らが「モグラ女子」と呼ばれている。