【芸能界「男と女のラブゲーム」の末路】#5 福原愛

 芸能界の不倫・熱愛報道を家族問題評論家の池内ひろ美が分析する。

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「里帰り不倫」で話題になった、福原愛さん。夫で元台湾代表の卓球選手・江宏傑さんのモラハラ疑惑と前後して、福原さんの横浜デートとお泊まりが報じられました。さらにお相手が既婚者だったことも明らかになり、問題は長期化の様相を呈しています。

 福原さんが苦労していたのは「夫のモラハラ」といわれています。結婚当初は台湾でのキスしまくりの新婚リアリティーショーテレビ出演や、SNSでの過剰すぎるラブラブぶりが見られました。これらが福原さんが望んだのではなく、夫からの依頼で断ることができず行ったのであれば、モラハラであると言えます。

 福原さんのようにモラハラに悩む妻が男性に相談し、恋仲になるケースは少なくありませんが、離婚協議中は彼との関係を断ち、別れることに全精力を傾ける必要があります。既婚者との不倫にブレーキがかけられなかった背景には、ご両親に頼ることができないというのも理由のひとつでしょう。父親は他界、母親は病気……同年代の女性なら実家に戻るところが、戻る家がない。頼るべき親の代わりに男性を頼ってしまったのかもしれません。

 福原さんの問題点は、現状のままでは「離婚できない」こと。夫側にとって離婚はマイナスでしかありません。義母に“金の卵を産む鶏”と称されたように、福原さんのほうが知名度も財力もあり、夫の江さんは卓球を引退し“愛ちゃんの夫”でなければ何者でもなくなります。むしろ、仮面夫婦であったり、別居生活が続いても結婚を継続するほうが都合がいいでしょう。台湾に残した子供を福原さんに渡さなければ生活費を要求することもできます。台湾は子供の引き渡しに関する「ハーグ条約」を批准していませんので、幼い子供であっても福原さんが現状のまま子供を引き取るのは難しい。これは国際結婚の難しさのひとつです。

■結婚相手を選び間違えた

 それ以前に、福原さんが結婚相手を選び間違えたことも問題です。間違った結婚は離婚して人生をやり直したほうがベターですが、慰謝料を支払ったからといって離婚に応じてもらえるとも限りません。特に「格差婚」の離婚は困難な場合が多い。夫の収入が妻より低い場合、慰謝料を受け取って別れるよりも“離婚せず継続的に生活費を受け取る”ことを要求しがち。夫のほうが社会的地位が低い場合は、妻と離婚することでさらにその地位を失いかねないのです。

 離婚によって失うものが多い夫に対して妻からの離婚申し出がかなうのは難しいものです。

(池内ひろ美/家族問題評論家)