青山学院女子短大は通称「青短」と呼ばれ、オシャレな美女が集まるセレブ大学のイメージが強い。その青短が2019年度から学生募集を停止すると発表して話題になっている。

 同短大は英文科や国文科など6学科あったが、現在は現代教養学科と子ども学科の2学科のみ。ピークの90年は定員950人に対して入学志願者が8535人と約9倍の競争率を誇ったが、17年度は定員580に対して1930人と3・3倍だった。

「定員割れはしていませんが、18歳の人口が減っている上に女性の4年制大学志向が強まっているいるため、数年の検討を経て今回の決定となりました」(同短大入試広報課)

 女子短大の中で高級ブランドともいえる青短がなくなるとはちょっと寂しい気もするが、これも時代の趨勢だ。「大学通信」の安田賢治常務によると、有名大学の短大が4年制に統合されるのが最近の傾向という。

「まだ短大が残っているのは上智と青学くらい。背景にあるのが女性の社会進出です。昔は短大で教養や保育の勉強をしていた女性が法学部や経済学部を目指すようになった。リケジョブームで工学部に入る女性も少なくない。こうした学部は短大にないため4年制を志望するようになったのです。青短は経済的事情などで4年制に進めない女子学生のためにも存続してきたのでしょう。そうした社会貢献の使命が終わったのだと考えていいと思います」

 青短よ、ついにおまえもか――。