若いのにしっかり者なのか、それとも婚期を逃す一因となるのか。

 生涯未婚率が上昇する中、今や長期固定住宅ローン「フラット35」の利用者のうち、3人に1人が単身者。中でも、独身女性の利用率が増えているという。

 住宅ローン最大手の「アルヒ」によると、同社の「フラット35」を借り入れた独身女性の平均年収は447万円(中央値は392万円)。ベラボウな高給取りというわけではないが、民間給与実態統計調査の女性平均272万円と比べてみると、所得水準は比較的高い女性たちだということが分かる。

 低金利という状況もあり、平均借入金は2596万円もあった。

 また、不動産情報「スマイスター」を運営するシースタイルが、独身時に住宅を購入したという男女にアンケートしたところ、購入時の年齢で最も多かったのが25歳未満の21.7%。女性に限れば、40%と高率だ。

「男女を通した購入の理由として一番多かったのが、『老後を考えて』の32%でした。次が『自分の城を持ちたい』『通勤や移動に便利』と続き、『一人暮らしを満喫したい』も約1割いました」(シースタイル担当者)

 若い女性ほど束縛のない自由な居場所を求めて家を購入しているのかもしれない。

 これがひと昔前なら女の細腕で“しっかり者”と称賛されそうだが、その一方で最近は「独身で家を買うと結婚できない」というウワサもある。実のところはどうなのか。

 シースタイルの調査データをのぞくと、47.2%がいまだ独身。生涯未婚率(男性23%、女性14%)と比べても、明らかに高い。もちろん、これから結婚する人もいるだろうが、データ上は「家を買ったら結婚できない」はホントだった! 娘を持つお父さんは心配になってくる。