グラドルみたいなナイスバディーの美女にドキッ。フェイスブックやツイッターなどのSNSでよく見かけるのが「マッチングサイト」。“出会い系サイト”だが、サクラじゃないのか。

「そういうことはありません。SNSに登録している実在の男女の出会いを取り持つサイトです」と言うのは、マッチングサイト事情に詳しいITジャーナリストの熊山准氏だ。

 女性は大体、20〜40代。真面目な交際を求めていて、結婚願望が強いという。援助交際目的の登録はNGで、そんな書き込みは厳しくチェックされる。

 月会費制の料金は、女性は無料、男性は3000〜4000円が相場。基本的に複数の女性とマッチングしても料金は変わらない。

 なるほど、あるサイトに登録すると、スマホ画面に女性の顔写真が年齢とともにズラリ。美人も多く、顔写真をクリックすると、より詳しいプロフィルが見られる。気にいった女性がいたら「いいね」して、相手からも「いいね」が来ればメッセージのやりとりができる仕組みだ。

■プロフィルを偽装するやからも……

 男性も、真面目な出会いを求めていることが前提だが、そこは男と女、前提が崩れることはあり得るという。

「ナンパの場として利用している既婚男性は結構います。本来、独身以外は登録できませんが、プロフィルは自由に設定できるので、偽のSNSアカウントを用意して、そこに独身のような写真をアップして“偽装”するツワモノもいます」

 どうやって女性を“釣る”のか。

「やはり見た目が第一。女性ウケしそうなプロフィル写真を載せるのが大前提です。痩せていたころの写真を使ったり、自分の顔がよく見える角度を計算したり、知り合いの女性に印象の良い写真を選んでもらったり。海外旅行や高級車でのドライブなど、リア充アピールの写真をアップするのも重要です。そうやって、女性に『この人と結婚すればセレブ生活が送れるかも』と思わせるわけです」

 趣味の欄は、アートや海外旅行、世界遺産巡りなどで女性の興味を引く。スイーツなどはあざとく見られて逆効果。自己紹介文はユーモアを交え、「そんなに女性に困っていない雰囲気を装う」のがベスト。マジメ男は敬遠されるという。

「結局は普通のナンパと同じ。遊び慣れて余裕のある男の方がモテます。それを写真や文字でどう演出するか。そこに尽きると思いますね」

 ネットでも、女を落とすのは簡単じゃないのだ。