日々バリバリ仕事をこなし、成果を出して出世街道をひた進む男。ひと昔前ならそんな「デキるサラリーマン」がモテる男の王道だったが、最近の恋愛市場には変化が訪れているようだ。

「仕事優先のデキるサラリーマンより、プライベートが充実している男性のほうが、今の20〜30代女性には人気なんです」

 こう言うのは、「恋愛・婚活研究所」主宰の、にらさわあきこ氏。高収入・高学歴とハイスペックな企業戦士であっても、「プライベートを犠牲にしている男は遠慮願いたい」という女子が多いのだという。

「今は出会いの場が多様化しています。ひと昔前なら、学校や職場、仕事関係者など日常的に会う人の中から交際相手を探すパターンが多かったのですが、最近はネットや街コン、合コンなどで男女が出会うのが当たり前。出会いの機会に恵まれたとしても『なかなか時間がつくれなくて会えない』では意味がありません。まず会える人のほうが優先されるんです」

■NGはテニスと登山

 つまり、出会いに時間を割けない男は、恋愛市場に乗ることさえ不可能になっているのだ。背景には働く女性が増えていることもある。

「お互い忙しい中でも、予定を合わせて会える人、自分のために時間をつくってくれる人の方が女性としてはありがたい。さらに、女性も仕事で疲れているから、プライベートでは癒やしを求めています。それなのに仕事の話しかしないような男性は、さらに女性を疲弊させてしまうのです」

 プライベートが充実していないと、仕事以外の話の持ちネタが少なくなってしまう。ゆえに、リア充男のほうがモテるというわけだ。ただし、リア充といっても、女性に敬遠されがちな過ごし方がある。

「テニススクールに通ったり、月に1度登山に行ったり、英会話サークルに顔を出していたりなど、“定期的に”趣味の場に通っているケース。それは忙しい男と同じで、その趣味のために会える時間が削られることになりますから、また予定を合わせるのが大変。好感度が高いのは、休日はカフェ巡りをしているとか、料理をしているといった、ユルい趣味です」

 他にもオススメ趣味としては、「寺社巡り」や「カメラ」などがあるという。

「女子はパワースポットが好きですし、寺社巡りなら一緒にあちこちに出かけられそうです。写真も、あちこちに出かけることが可能。このようにデートと抱き合わせができる趣味は好感度が高いです」

 外出を伴うユルい趣味であれば、それを口実にデートにも誘いやすい。

「女子としても、『行ってみたい神社があるんだけど一緒にどう?』と誘われたら、神社に行くことをメインの目的ととらえることができるので、デートの誘いにも乗りやすいんです」

 プライベートを犠牲にしてでも仕事を優先するのがイイ男、と思っている昭和なサラリーマンは、そろそろ価値観を変えてみたほうがよさそうだ。