ある女性がレストランで目撃した心暖まる光景が世界中に急拡散している。
 米FOXニュース(8月21日付電子版)などによると、ペンシルベニア州ベル・バーノンにあるレストラン「イート&パーク」で8月17日夜、リサ・メイランダーさんが家族と食事をしていた時のこと。
 高齢の男性が1人で入店し、リサさんたちに近いテーブルに座り、ウェイターのディラン・テティルさん(24)が注文を取りにきた。
 男性が「申し訳ないが、補聴器を家に忘れてきてしまってね」と言うと、ディランさんは床に膝をつけ、男性の目を見ながら話を聞いた。
 男性は自分が91歳であること、第2次世界大戦中に従軍し、耳が聞こえにくくなったことなどをディランさんに話した。
 熱心に自分の話を聞いてくれたディランさんに、男性は「つい話しすぎてしまうな。申し訳ない。1人暮らしでね、話す相手がいないもんだから」と謝ると、ディランさんは「興味深くお話を聞いています」と答え、注文を取った。
 しばらくしてディランさんが、注文の食事を運んできた。そしてほほ笑みながら、「別のお客様が支払いをしてくださいました」と言って、食事を並べ、レシートを渡した。そして、すぐにまた戻ってきて、こう男性に話しかけた。
 「ちょうど休み時間なんで、ここに座ってもよろしいですか?」
 男性は食事をしている間、ディランさんに様々な話をし、リサさんたちが店を出る時も、まだ2人は話をしていたという。
 リサさんは、この光景に心を打たれ、2人の写真と共に事情を説明した記事をフェイスブックに投稿した。
 投稿は人々の琴線に触れたようで、急拡散。8月24日時点で27万もの「いいね!」が押され、1万9000以上のコメントが殺到。もちろん、そのほとんどがディランさんの孤独な高齢男性に対する思いやりに対する称賛だ。
 リサさんは次のように書いて、投稿を締めくくっている。
「ひとつだけ確実なことがあります。ベル・バーノンの『イート&パーク』に来ることがあったら、ディランさんを指名して。絶対に素晴らしいサービスをしてくれるウェイターですから」