読者の皆さまは、世界最長の洞窟の場所と名前をご存じだろうか。

 米ケンタッキー州中部に位置するマンモスケーブ国立公園。園内にある「マンモス洞窟」が世界最長の洞窟で、総距離は約660キロといわれている。

 このほど、新たに12キロの通路が発見されて、総距離が約672キロに更新されたと、米非営利団体「洞窟研究財団」が発表した。洞窟内は複雑に入り組んでおり、新たな探査が行われるたびに未開の通路や空間が発見されている。

 同洞窟は古生代ミシシッピ紀(約3億年前)の石灰岩層の中に形成されており、1790年代になって開拓者チームによって発見された。興味深いのは、これまでに洞窟内から100種類以上のサメの化石が発見されていることだ。

「洞窟に終わりはない」といわれるほど迷宮化されており、全貌はまだ見えていない。さらに地下水によって石灰岩が溶かされ、洞窟内の形状も変化しているという。