嵐のメンバー櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)が9月28日、そろって結婚を発表した。相手は、いずれも長く交際を報じられている30代の一般女性だ。その前日、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚準備に向け、米NYから帰国したのは一般人の小室圭さん(29)。セレブの心をつかむ一般人は何が違うのか。

  ◇  ◇  ◇

 眞子さまはICUで、櫻井は慶応大で、それぞれパートナーに出会っている。大学の同級生との交際を長く温めていた格好だ。一般人が、セレブとの出会いを実らせるには、一流大学を目指すのが一つの条件かもしれない。

 ローソンやファーストリテイリングの社長を歴任した現ロッテHD社長の玉塚元一氏は幼稚舎から大学まで16年間、慶応で学んでいる。3人の子供もそろって幼稚舎から慶応だ。

 ファストリの会長兼社長の柳井正氏には2人の子供がいて、長男は米国の名門ボストン大大学院でMBAを取得すると、ゴールドマン・サックスに就職。次男は横浜市立大から三菱商事に進んでいる。

 幼稚舎から慶応、ボストン大といった超一流の進学コースは一般人に難しいだろうが、大学から慶応や横市大なら子供や孫の頑張り次第で可能性がある。そうすれば、トップセレブと出会うチャンスが生まれる。

 小室さんは、中高をインターナショナルスクールで学び、ICUに進学した。この学歴がなければ、そもそも眞子さまと出会うことさえなかったのだから、子供や孫の玉の輿や逆玉を望むなら、一流大学進学は大きな条件になり得る。

【男性】女性の理想を叶える行動力

 では、性格は? セレブが女性の場合と男性の場合とで分けて、考えてみよう。まずセレブ女性のケースだ。性人類学者のキム・ミョンガン氏に聞いた。

「収入や資産が十分ある女性は、パートナーの収入の多寡を条件にしません。自分の理想に沿う生活ができるか、趣味を楽しめるか。つまり、プライベートの充実です。眞子さまの場合、30歳までの結婚・渡米を強く希望されていて、その点についておふたりで深く話し合われたはず。小室さんが眞子さまの望みを受け入れたから、今があります。一般の男性がセレブ女性とゴールインする条件は、女性の望みに従えるかどうかに尽きると思います」

 各宮家には、皇室の品位を保つために皇族費が支払われる。その金額は皇室経済法で定められていて、眞子さまの分も生まれてから規定額が支出されている。その金額を合計すると、かなりの金額になる。一部が中高や大学の授業料などに充てられたとしても、けっこうな残額で、眞子さまの“貯金”といえなくもない。1億5000万円といわれる一時金を拒否してまで結婚を急ぐのは、キム氏は「多額の皇族費の存在と小室さんの行動力」と読む。

「セレブ女性に下心で近づく男性はいるでしょうが、心を割って付き合える男性となると、一般女性ほど多くはないはずです。まして眞子さまは、皇室で離婚が許されない立場。そんな条件で自分のライフプランを重ねたとき、小室さんの次はないと思われたかもしれません。小室さんの包容力と行動力を信じ、小室さんもそれにこたえたことから、結婚に突き進んだのでしょう。一般男性がセレブ女性に寄り添う力とは、包容力を備えた行動力です」

 なるほど、母親の金銭問題を別にすると、眞子さまの思いにこたえようとする小室さんの行動は合点がいく。ICU卒業後に就職した三菱UFJ銀行を辞めて、国内の法律事務所に転職。そこから米ロースクールで学んで、今は12月に控える米司法試験の結果待ちだ。

「逆玉といえば簡単ですが、覚悟を決めた一般男性も大変です。セレブ女性の仲間のパーティーに参加すれば、マナーや会話を相手に合わせ、特有のしきたりもこなす必要があります。場合によっては、マスコミのターゲットにもなる。それらをまとめて受け入れて、乗り越える学習能力やメンタルの強さも欠かせません」

 その点、最終学歴が同じなら、友人や仲間の一部は重なり、会話が通じないことは少ない。セレブ女性と一般男性の間に横たわる溝は、少しは浅くなる。

【女性】20代は美貌、中年は森昌子の純朴さ

 では、セレブ男性と結ばれる一般女性はどんなタイプか。相葉のパートナーも10年来の同棲生活を送っていて、写真誌にキャッチされたこともある。

「若いころの恋愛は、一般に女性に主導権があります。男性の告白を受けるかどうか決めるのは、女性ですから。ところが、カネ持ちなどのセレブ男性とイケメンは別。主導権が男性にあるため、中高生くらいから女性にチヤホヤされます。そうすると、最初のうちは次から次へと美人を乗り換え、周りの知人とは“トロフィーワイフ選手権状態”になるので、20代のセレブ男性とうまくいく一般女性は美人が一番の条件です」

 嵐の2人は、もうすぐ40歳。遊び続ける年齢でもない。世間が分かる年で、そうなるとセレブ男性が求める一般女性像も変わってくるという。

「セレブ男性も30代になると、“トロフィーワイフ選手権状態”に飽きます。周りと駆け引きしながら、見えで女性を選ぶより、純愛を求めるようになるのです。女性経験が多いセレブ男性ほど、その傾向が強い。私が和光大学の講師だったころ、銀座の高級クラブで年収が高い男性の好みの女性を調べるため、3択を実施しました。花の中3トリオの森昌子さん、桜田淳子さん、山口百恵さんの3人から選ぶ設定でしたが、森昌子さんがダントツです」

 その心は?

「桜田淳子さんと山口百恵さんは特に華があるので、そういうタイプはだれでもサポートしようと思います。しかし、森昌子さんは純朴な感じで、3人の中では多くの目を引くタイプではありません。それがけがれのなさにつながり、セレブ男性がなびくのです。30代以上のセレブ男性が求める一般女性は、純朴さと純愛が条件になります」

 年を重ねたセレブ男性は、年下の一般女性を求めることもある。10年前、45歳の年の差婚が話題を呼んだ加藤茶(78)が典型だ。

「加藤茶さんのケースも純愛を求めた結果でしょう。加藤さんのステータスなら、なびく女性はいくらでもいたはずで、その中から一般女性の綾菜さん(33=結婚後タレントに)を選んだのは、モデルやタレントのように駆け引きをしない純朴さが勝ったのだと思います。その後、綾菜さんは財産狙いというバッシングをはね返し、今や献身的に夫を支えていて、世間の評価を一変させました。一途に夫を支えられるのは、純愛だからこそ。一般女性がセレブ男性とうまくいく条件は、やっぱりこれです」

 結婚後、パーキンソン症候群に苦しんだ加藤を介護するため、綾菜は介護福祉士実務者研修に合格。純愛の精神でなければ、ここまではなかなかできない。

  ◇  ◇  ◇

 一般男性に必要なのは包容力を備えた行動力、一般女性は純朴さと純愛精神。この条件なら、当てはまる人はそれなりにいそうだが、さて出会いは……。